ビジネスキャリア2級 令和5年 情報化活用 Uncategorized 2025.04.13 /7 ビジネスキャリア2級 情報化活用 ビジネスキャリア2級 情報化活用 1 / 7 情報システムの運用に係る費用の負担に関する考え方として、「本社の費用として一括計上する方式」と「利用部門に費用を配賦する方式」がある。それぞれの方式に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。 ア.「本社の費用として一括計上する方式」では、利用部門に費用を負担している意識 を持たせることができないという欠点がある。 イ.「本社の費用として一括計上する方式」であっても、適切なコスト管理のためには 利用部門や利用業務ごとの利用状況を把握する必要がある。 ウ.「利用部門に費用を配賦する方式」では、使用するIT資源と配賦額に注目して各 部門で改善策を立案、実施できるが、企業全体の配賦基準に基づき配賦するため全 体最適を実現できる。 エ.「利用部門に費用を配賦する方式」でIT資源の使用量に応じ費用を負担させる場 合、使用量を把握するためのツールの導入、データ収集や費用配賦を行うための事 務処理の増加等によって、管理コストは増える。 オ.「利用部門に費用を配賦する方式」でIT資源の使用量に応じ費用を負担させる場 合、使用量の変動によって予定と実績との課金額に差異が発生することがある。差 異が発生した場合には、その原因を分析し、課金の公平性を維持するための改善策 を検討する。 2 / 7 以下の記述について( A )~( E )に入る語句の組合せとして適切なものは、次のうちどれか。・( A )とは、ITサービスや情報システムが要求するIT資源の容量について、必要となる量を予測し適切な容量となるよう増減させることである。・( B )とは、ITサービスが円滑に提供できるように、IT資源の効率や効果を測定し、改善することである。・ITサービス処理能力の限界を超えないよう、ITサービスや情報システムの要求を予測し、負荷を制御することは( C )に該当する。・特定利用者の作業を別時間帯にしたり、混雑時の課金金額を変更したりする などで負荷量の平準化を図ることは、( D )に該当する。・予測作業量から能力の限界を予測し、能力増強やアプリケーション再構築計画を提案することは、( E )の役割である。 ア.A:性能管理 B:キャパシティ管理 C:需要管理 D:需要管理 E:キャパシティ管理 イ.A:性能管理 B:キャパシティ管理 C:需要管理 D:需要管理 E:性能管理 ウ.A:キャパシティ管理 B:性能管理 C:需要管理 D:需要管理 E:キャパシティ管理 エ.A:需要管理 B:キャパシティ管理 C:性能管理 D:性能管理 E:需要管理 オ.A:キャパシティ管理 B:需要管理 C:性能管理 D:性能管理 E:キャパシティ管理 3 / 7 クラウドサービスのPaaSを利用しアプリケーションの開発環境を用意するときに、PaaSの利用者側が行うべき運用管理項目として最も不適切なものは、次のうちどれか。 ア.開発用アプリケーションの構成管理 イ.開発用アプリケーションのデプロイ ウ.開発用アプリケーションの利用者IDの管理 エ.開発に使用するアプリケーションを稼働させるOSへのセキュリティパッチの適用 オ.開発に使用するアプリケーションが記録するデータのバックアップの管理 4 / 7 運用工程の役割や特徴に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。 ア.運用工程での利用者満足度が低い場合、運用管理や保守管理の活動だけでなく他の 工程が原因の場合もある。 イ.運用工程では、安定的にIT資源を稼働させることが最も重要であり、業務アプリ ケーションなど情報システムの構成要素の変更は少ない方がよい。 ウ.運用工程の活動は、帳票やデータなどの成果物を作成する活動であり、運用工程の サービス品質は、それら成果物の品質で評価する。 エ.運用工程では、ビジネス要求に対して柔軟かつ俊敏に対応するために、開発チーム の指示に従い作業を進めることが重要である。 オ.運用や保守の作業は、利用者一人ひとりの満足度の向上を最優先の課題として活動 を行う。 5 / 7 情報システムのデータバックアップに関する記述として適切なものは、次のうちどれか。 ア.目標復旧地点(RPO:Recovery Point Objective)は、情報システムの復旧に必 要な時間を確保するための指標であり、バックアップデータのリストアに必要な時 間を基に設計する。 イ.サーバーのハードディスクをRAID1(ミラーリング)構成にして随時バック アップを行えば、テープ媒体などに定期的なバックアップを行う必要はない。 ウ.定期的にWORM(Write Once Read Many)機能を持つ外部記憶媒体にバックアッ プを行うことは、ランサムウェアによる被害を低減する対策として有効である。 エ.磁気テープ記録媒体であるLTO(Linear Tape-Open)へのバックアップは、磁気 テープの特性からバックアップデータの長期間の保管には適していない。 オ.バックアップデータは最新のものだけを保存し、古いバックアップデータは削除す ることが望ましい。 6 / 7 SLA(Service Level Agreement)に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.サービス提供事業者がSLA達成に必要な対応を早期に準備できるように、サービ ス利用者は契約後速やかにSLAを作成し、サービス提供事業者に提示する必要が ある。 イ.SLAの作成に当たっては、サービス品質の管理目標を定量的に設定することが重 要である。 ウ.SLAは、必ずしもサービスに不備があった場合のペナルティを主眼としたもので はない。 エ.サービス提供事業者側とサービス利用側とのコミュニケーションを活性化し、対象と なるITサービスの内容の認識を合わせる手段として、SLAは有効である。 オ.基本的な考え方として、契約期間の途中であっても、情報システムの変更やSLA の達成状況のモニタリング結果に応じて、SLAの項目や目標値の変更を行うこと が望ましい。 7 / 7 情報システムのバッチ処理の監視方法に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。 ア.ログにバッチ処理の異常を示す記録がなければ、バッチ処理は正常に実行している と判断できる。 イ.ログに記録されるアプリケーションの処理完了コードだけでは、バッチ処理の正常 終了の判断はできない。 ウ.バッチ処理を実施しているバッチ処理サーバーからpingへの応答があれば、バ ッチ処理サーバーは正常に稼働していると判断できる。 エ.サーバーのCPU稼働率の最大値で、バッチ処理サーバーの異常を判断できる。 オ.給与計算処理など重要なバッチ処理では、早期に障害の判断や原因分析ができるよ うに、監視モニターに表示する障害ログに処理結果コードとともにデータのダンプ を表示する。 あなたのスコアは 0% クイズを再開する
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